受験生SFCって「受かりやすい」って聞くけど、本当?
今回は、そんな受験生の悩みについて説明していきます。
慶應SFCについて調べていると、気になるのが「穴場」「受かりやすい」という言葉じゃないでしょうか。
たしかに、SFC(総合政策学部・環境情報学部)は、慶應の他学部に比べて受験科目が少なく、「受かりやすい」「入りやすい」というコメントをしている人もいます。
「2科目で慶應に入れるなら、狙い目なんじゃない?」と考える気持ちは、とてもよくわかります。
でも、実際にSFCに合格している受験生って、本当に「ラクに入れた」人たちなのでしょうか。
結論からお伝えすると、答えは「条件付きでYES」です。
はじめまして。
私は『湘南藤沢小論文アカデミー』で塾長をしている後川と申します。
現役受験生のときに総合政策学部と環境情報学部の両方に合格し、そこから15年間、SFC小論文の指導を中心に小論文指導を続けてきました。
当塾は完全オンラインで運営している小論文の専門塾で、全国の受験生の小論文受験をサポートしています。



SFC受験のことなら任せてください!
この記事では、これまで数えきれないほどのSFC受験生を見てきた経験をもとに、次の4つに関して、正直にお話ししていきます。
- 慶應SFCが「穴場」「受かりやすい」と言われる本当の理由
- 穴場という言葉の裏にある、あまり語られない3つの落とし穴
- 「受かりやすい人」と「受かりにくい人」の決定的な違い
- SFC合格のために、今日から始められること
読み終える頃には、あなたがSFCを本気で目指すべきかどうか、きっと見えているはずです。
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【結論】慶應SFCは「条件付き」で穴場・受かりやすい


先ほど「慶應SFCは受かりやすいか?」という質問に「条件付きでYES」と答えました。
では、「SFCに受かりやすい受験生」の条件とは、どんな条件でしょうか?
以下が、その3つの条件になります。
- 小論文を早い段階から戦略的に対策できる受験生
- 暗記ではなく、思考力と文章表現力で勝負できる受験生
- 社会問題やテクノロジー、環境問題などに日頃から関心を持っている受験生
どうですか?何個か当てはまっていましたか?
これら3つの条件にすべて当てはまる受験生は、是非SFC受験を考えてみてください。
もし、どの条件にも当てはまらなかった受験生がいたら、その人にとってSFCは「穴場どころかむしろ鬼門」になり得ます。
そうした受験生は、どういう対策をすれば、その「鬼門」を突破できるようになるのか考える必要があります。
この記事には、そうした「鬼門の突破方法」も書いているので、是非、読み進めてしてください。



SFCに「受かりやすい人」も「受かりやすくない人」にも役に立つこと書いてます!
「小論文」も勉強量がものをいう
これまで20年、SFC受験生を指導してきて実感するのは、「小論文」も「英語」や「数学」と同じように、勉強した量がものをいうということです。
高校三年間で「英語」をまったく勉強しなかった人が受験英語を突破できるとは思いませんよね?
それと同じように、「SFC用の小論文」を時間をかけて勉強しなかった人は、SFC対策をした人に比べて、合格することが難しいといえます。
「SFC小論文」は特殊な科目ですし、そもそも、難易度の高い慶應大学の受験には特別な対策が必要です。
しかし、それは、裏を返せば、正しい対策をすれば一気に合格に近づくということです。
これまで私が教えてきた受験生たちを見ていても、早めに小論文対策をはじめた人ほど、志望校合格に受かる傾向にあります。
だからこそ、早めのSFC小論文対策が、合格に近づく第一歩なのです。



「小論文」を後回しにする受験生が多いからこそ、早めの対策が効果的です!
慶應SFCが「穴場」「受かりやすい」と言われる5つの理由


では、ここでまず、なぜSFC受験が「穴場」「受かりやすい」と言われているかを整理しておきましょう。
「SFC穴場説」が言われるには、それなりの理由があるからです。
SFCが「穴場」と言われる主な理由は主に、以下の5つに集約できます。
1:たった2科目で受験できる
2:偏差値が他の主要学部より一段低く表示される
3:「小論文」での大逆転合格が現実に起きている
4:「三田の慶應じゃない」と敬遠する受験生がいる
5:AO入試で入る人が多いから「一般枠が少ない」と誤解されている
理由1:たった2科目で受験できる
まず、SFCが「受かりやすい」と言われる1つ目の理由として、「2科目で受験できる」ということが挙げられます。
SFCの一般選抜試験科目は、「英語、数学、情報のいずれか1科目」+「小論文」の2科目です。
2科目でいいんです!
慶應大学が。



最高じゃないですか?
これは慶應大学の受験科目としては、最小科目です。
慶應の他学部(経済・法・商・文)は、3科目受験です。
他の難関私立も、3科目受験が一般的です。
SFCが2科目だけでいけるとなるとは、これは日本史や世界史を回避できるということでもあり、勉強の負担を考えても、とても楽なルートに見えます。
これが、「SFC受かりやすい説」の最大の根拠になっています。
※SFCの「英語・数学・情報」に関しては、詳しいまとめを別記事で解説予定です。
理由2:偏差値が他の主要学部より一段低く表示される
次に、SFCが「受かりやすい」と言われる2つ目の理由は、「偏差値が他の主要学部より一段低く表示される」というものです。
どういうことでしょうか?
そもそも、難関私立大学は、学部ごとに偏差値が出されます。
そうした「偏差値ランキング」で、SFCが、「慶應経済学部」や「法学部」より数ポイント低く表示されることがあるのです。
ただ、そこには「まやかし」というか「データのウソ」があります。
それは、以下のような「まやかし」です。
- SFCは2科目受験なので、3科目の学部と比べて、受験生間の差がつきにくい
(=偏差値が低くなりやすい) - 偏差値は予備校が独自に決めているので、予備校ごとに違う結果が出る
つまり、SFCは、受験科目の特性から、慶應の他学部や他の難関私立に比べて「偏差値が低くでる」ため、「受かりやすい」と勘違いされやすいということです。
しかし、説明したように、これらのデータには「まやかし」がありますので、公開されている「偏差値」を鵜呑みにしてしまうと、あとで後悔するかもしれません。
理由3:小論文で大逆転合格が現実に起きる
次に、SFCが「受かりやすい」と言われる3つ目の理由が、「小論文で大逆転合格が現実に起きるから」という点です。
SFC受験では、受験生が本番で「大逆転」することがあります。
私が教えてきた経験からも、SFC受験では、他の難関私立よりも、「E判定からの大逆転」が多く起こっています。
「君がSFCに受かったの!?」と驚くことが、毎年あります。
その原因は、「小論文」の配点の高さにあります。
まずは、↓を見てください。


SFCでは「小論文」の配点が「英語/数学/情報」と同じです。
ですので、もし「英語」や「数学」ができなくても、「小論文」で逆転することが可能なのです。
しかも、小論文が書けたかどうかは、その年の出題テーマにも左右されます。
直前の練習で、まったくいい答案が書けていなかった生徒が、本番では書きやすいテーマに当たり、評価の高い答案が書けるということが実際にあるのです。
こうした実体験から、「SFCは受かりやすい」「E判定からの逆転が可能」と言われるわけです。



確かに「英語」「数学」に比べて、小論文は「問題との相性」があります
理由4:「キャンパスが田舎だから」と敬遠する受験生がいる
SFCが「受かりやすい」と言われる4つ目の理由は、地理に関するものです。
みなさん、SFCというキャンパスがどこにあるか知っていますか?
SFCは「藤沢湘南キャンパス」の略なので、所在地は藤沢市になります。
名前に「湘南」と入ってはいますが、湘南の海が見える場所ではなく、森に囲まれたへんぴな場所にSFCはあるのです。
それに比べ、法学部や経済学部は、三田キャンパス・日吉キャンパスといった、都会に位置しています。
そのため、都会でキャンパスライフを送りたい一部の受験生が、SFC受験を敬遠し、SFCの競争率が落ちているという側面もあるのです。



確かに、SFCは周りに何もありませんが、何もないからこそ、友人の家やキャンパスで一緒に遊ぶことが多くなり、友人たちと深い関係を築くことができるメリットもあります。
また、SFCにいながら三田・日吉キャンパスの授業を受けている学生もいますので、SFCが慶應の他キャンパスから孤立しているというわけでもありません。
理由5:AO入試で入る人が多いから「一般枠が少ない」という誤解
SFCが「受かりやすい」と言われる最後の理由は、「AO入試で入る人が多いから「一般枠が少ない」という誤解」に基づくものです。
SFCは、日本で初めてAO入試(総合型入試)を導入したキャンパスです。
そのため、「SFC=AO入試」のイメージがついてしまい、AO入試以外でSFCに入るのが難しいんじゃないかと思い込んでいる受験生がちらほらいます。
しかし、一般入試のSFCの募集人数を見てください。


SFCの募集人数は、慶應の他学部(法学部・経済学部・文学部・商学部)とほとんど同じです。
つまり、「SFC=AO入試が有利」というのはイメージであり、実際は、他学部と「(人数的な)入りやすさ」は変わらないのです。
【早見表】数字で見る慶應SFCの受かりやすさ
これまで、「SFCが受かりやすい」と言われる5つの理由を確認してきました。
そこで、実際にSFCが受かりやすいのかどうか、表にしてまとめてみましょう。
| 指標 | SFCの位置づけ | 詳細 |
|---|---|---|
| 偏差値 | 慶應文系学部の中で中位 | 約67.5〜70.0前後(河合塾) |
| 倍率 | 5倍から7倍の間で変動 | 安定して推移 |
| 合格最低点 | 6割〜6.5割前後 | 280点/400点が目標 |
こうして表にして見ると、確かに、「SFCは受かりやすい」と思ってしまうのもしょうがないかもしれません。
「SFCより難しい学部があり」、「倍率もそこまで高くなく」、「合格最低点も頑張れば届く数字」になっている。
でも、こうした数字の裏には見落とされがちな落とし穴があるのです。
そこをしっかりと確認していきましょう。



なんにでも「甘い話」には裏がありますよね
「穴場」「受かりやすい」の裏にある3つの落とし穴


先ほど表で見たように、「SFCは受かりやすい」というのは正しいようにも見えます。
しかし、そうした「甘い言葉」だけで判断してしまうと後悔することになります。
受験は、これからの進路を左右する大事な関門ですので、他人の「甘い言葉」に踊らされるのではなく、自分の頭で現実をしっかりと見極めて、判断していきましょう。
ここからは、そうした「甘い言葉」の裏にある厳しい現実について解説していきます。
合格するためには、厳しい現実を見た上で乗り越えていくことが必要です。



厳しい話もわかった上で、乗り越えて生きましょう!
厳しい現実1:SFC小論文は慶應で最も特殊かつ最難関
SFC受験に関する厳しい現実の一つ目は、「SFC小論文が非常に特殊であり難しい」という点です。
SFCの小論文は、おそらく日本の大学受験の小論文の中で、一、二を争う難しさです。
その難しさの理由は、いくつかあります。
- 制限時間内に読まなければいけない資料が10枚以上ある
- 出題されるテーマが多岐に渡り、出題範囲が広い
- 「国語力」だけでなく「実際的な解決策」などが求められる
こうしたSFCのレベルの高さと独自性は、他の難関私立と比較することができません。
たとえば、他の難関私立大学の「国際学部」であれば、「国際政治」や「グローバルな文化」に関する問題が出題されます。
そうであれば、参考書にある「テーマ:国際」に関する知識を覚え、その要点を書けるようになれば、合格点にたどり着くことができます。
しかしSFCの問題は、膨大な資料を読ませた上で、「人間とは何か」「社会的不条理とそれを解決するアイデアを具体的に書け」と、多数のテーマをまたいだ問題が出題されます。
ここが、「高校の国語ができる人」が合格できるわけでないといわれるポイントでもあります。
SFCの小論文では、国語の得意な人や、感想文の上手い人がそのまま高い得点を取れるわけではないのです。
これまで私が指導してきた受験生の中にも、「国語力はあるけど、ズレた答案を書いてしまう」「社会への関心はあるけど、解決策を思いつけず、ペンがとまってしまう」生徒を、星の数ほど見てきました。
SFC小論文は、一般的な「小論文」とは全然違うレベルの問題なのです。



一度、過去問を見てみるのもいいですね
厳しい現実2:英語は慶應文系の中でも最上位クラスの読解量
次の厳しい現実の一つ目は、英語が恐ろしく難しいということです。
前にも言ったように、SFCは「2科目」で受験することができます。
つまり、文系生徒は「英語」と「小論文」だけ勉強すれば受かるわけです。
しかし、その「英語」が恐ろしく難しいのです。
英語学習で有名なyoutuber「もりてつ」さんも、「私立受験英語ではSFCが最も難しい」とおっしゃっていました。
SFC英語の難しさの例を挙げると・・
- 90分で2,000語超の英文を処理する必要がある
- 文法単独問題はほぼなく、読解力・要約力・論理把握力の総合戦
- 英検準1級レベルでも歯が立たないことがある
などが挙げられます。
僕がこれまで教えてきた受験生の中にも、「小論文」は合格レベルに到達できても、「英語」で合格点に届かなくて涙を飲んだ受験生が毎年います。
難しい「小論文」と「英語」の両方をクリアする必要があるというのがSFCの難しさなのです。
厳しい現実3:SFC対策にはそれ相応の時間がかかる
最後の「厳しい現実」は、SFC対策にはそれ相応の時間がかかるという点です。
SFCは2科目で受験できるため、「国公立のすべり止め」としても候補に挙がりやすい学部といえます。
そこで、受験生の中には、「本命」の勉強を一生懸命にし、SFCが受験直前に、小論文だけ対策して臨もうとする人も多くいます。
しかし、これまでの経験から、「SFC受験」を、直前対策だけでどうにかなるとたかをくくっている生徒は軒並み、撃沈しています。
これは「小論文」に限らず、「英語」でも同じですが、「共テ」の延長で「SFCの英語」をどうにかしようと思っても、無理があります。
SFCは私立の中でもトップに位置する学部です。
どれほど実力があっても、それなりに対策する時間が必要になります。
だからこそ、この記事を読んでいる受験生には、受験のリアルな話を知ってほしいと思うのです。



まずは知ることが大事ですね
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慶應SFCに「受かりやすい人」の4つの特徴


では、ここからは「慶應SFCに「受かりやすい人」」の特徴を挙げていきます。
これまで多くの受験生を見てきた中で、こういう人はSFCに向いてる、こういう人は難しいなと思う受験生の特徴がありますので、その経験を皆さんに語っていきます。
特徴1:書くことに抵抗がなく、素直なタイプ
まずひとつ目の「受かりやすい人」は、書くことに抵抗がなく、素直なタイプです。
SFCの小論文は、合計で1500字〜2500字を書くことが求められます。
そのため、書くことに抵抗があると、なかなか厳しい戦いになります。
つまり、感想文でもレポートでも、小説でも短歌でもいいですが、書くこと自体に抵抗がない人は、SFC受験に向いているといえます。
これまでの指導でも、書くことが好きな人は多くの練習問題がこなせるため、伸びるスピードが速いと実感しています。
ただ、ここで注意すべきは、「国語の成績が小論文の力とイコールではない」ということです。
驚くかもしれませんが、小論文も「英語」や「数学」と同じように、対策ができる科目です。
つまり、正しい手順で正しいトレーニングをすれば、誰もがある程度の小論文を書けるようになりますので、教えられたことを素直に受け止められる人は、どんどん伸びていきます。
毎年、小論文対策初期には、なにを書いていいのかペンが動かなかった受験生が、一定トレーニングを終えた後には、どんな問題が出題されても自分なりの答案が書けるまでに成長します。
そのため、書くこと自体が苦手ではなく、教えられたことを素直に吸収できる人は、SFC受験を積極的に考えていいと思います。



「小論文」では、自分が書いたものを添削で直されるので、特に、「素直さ」が重要になります。
特徴2:社会問題・テクノロジーに日頃からアンテナを張っている
次に、二つ目の「受かりやすい人の特徴」は、「社会問題」にアンテナを張っている人です。
SFCの小論文では、幅広いテーマが出題されます。
たとえば、貧困問題、社会保障、都市計画、AI、環境、教育、医療、デザイン・・・。
そのため、日頃から社会のことに関心を持っている人は、難しいSFCの問題でも、楽しんで解くことができます。
ただ、これは別に「毎日ニュースを見ている人が有利」という話ではありません。
社会的な問題についての知識は、あとからでもまとめて身につけることができます。
大事なのは、「知識を多く持っていること」よりも、普段から「社会に関心を持っていること」です。
私が教えている受験生たちも、秋ごろまでは、知識を多く持っている子がいい答案を書きますが、冬になって、本番に近い問題を解くようになると、「暗記している子」よりも「関心領域の広い子」のほうが良い点を取るようになります。
特に、SFCの小論文は、「国際ニュース」や「テレビで取り上げられるような政治・経済問題」が出されるのではなく、「身の回りの問題点」や「普段言葉にしない問題」について考えさせる問題が多いので、普段から、社会問題について友達や親と議論しているような受験生は有利になるといえます。



普段、口数の少ない生徒が、小論文では、高い評価を受けることもよくあります。
特徴3:「ものごとを考えること」が好き
3つ目の「「受かりやすい人の特徴」は「ものごとを考えることが好きな人」です。
SFCの最大のスローガンに「問題発見・問題解決」というものがあります。
これは、SFCが、世の中に関心を持ち、それを解決する方法を考えられる人を求めているということを意味しています。
つまり、SFCの小論文でチェックされているのも、こうした性質を持っているかどうかなのです。
SFCの小論文では、他の大学のように「知識があれば解ける」わけではなく、「どういう問題が存在し、どうすれば解決できるか」を提示する必要があります。
そうした小論文を書くためには「社会への関心」だけでなく「これは何が問題なんだろう?」「どうすればこうした問題がなくなるのだろう?」と考え続ける力が必要なのです。
これまで、部活動や生徒会、ボランティアサークルや文化祭など、また、個人的な友達や家族との関係で「課題解決」を経験してきた人は、そうした実体験を社会問題とリンクさせることで、いい小論文を書くことができます。



大きな社会問題ではなく、身近な問題に興味あると、なお良しです
特徴4:「英語」または「数学」が人よりもできる
最後のSFCに「受かりやすい人の特徴」は「「英語」または「数学」が人よりもできる人」です。
これは、当たり前の話ですね。
「英語」「数学」「情報」で、他の受験生に差がつけられる人には、明らかなアドバンテージがあります。
2科目受験ですので、「小論文」が他の受験生並みでも、「英語」や「数学」で独走できれば、合格に大きく近づけます。
また、「英語」「数学」「情報」の選択肢の外に、「英・数」受験という選択肢もあるので、戦略的に考えていくことが重要になります。
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慶應SFCに「受かりにくい人」の3つの特徴


ここまで、「SFCに受かりやすい人」について書いてきました。
では、ここからは逆に、「SFCに受かりにくい人」について書いていきます。
まだSFC受験をどうしようか迷っている人は、自分に当てはまるものがあるかどうか、参考にしてみてください。



嫌な話にも耳を傾けて、自分を分析しよう
特徴1:「否定」されることを恐れる受験生
1つ目の「SFCに受かりにくい人」の特徴は、「否定されることを恐れる人」です。
まず、英語や数学の問題を思い出してください。
これらの試験には、「マークシート形式」の試験があります。
それは「正解」が一つしかないからです。
しかし、小論文にたった一つの「正解」はありません。
小論文には様々な「正解」があり、色々な「書き方」があります。
これは、言い換えれば、採点者がつけた「点数」を受け入れなければいけないということです。
言い換えると、一つの「正解」がない小論文は、付けられた点数を受け入れるのが難しいという側面があるのです。
長年、教えていると、その点に「不安」や「疑問」を感じる受験生がいます。
たとえば、頑張って1000字の答案を書いたとしても、採点者(添削者)に「C」評価を付けられると、「納得できない」「採点者は主観で判断している」「運ゲーじゃん」と、その点数や評価に文句をつける生徒がいるのです。
しかし、小論文には明確な採点基準があります。
採点者はその基準に基づいて、客観的に判断しています。
その採点基準を受け入れられず、自分が書いた文章を訂正されることを嫌がる生徒は、どれだけ対策していても、伸びていきません。
特に、共テや模試の「現国」で良い点を取る生徒は、自分で文章がうまいと思っていることが多く、自分の文章を直されることを嫌がるために、答案がいつまでたっても低レベルなままということがよくあります。



自分が書いた文章を「否定」されることを恐れる生徒は、なかなか伸びることができません
特徴2:小論文を「長めの感想文」だと思っている受験生
2つ目の「SFCに受かりにくい人」のタイプは、「小論文を「長めの感想文」だと思っている受験生です。
感想文と小論文は似ていますが、書く視点や構成、内容がまったく違います。
小論文を感想文の延長だと思って書いている受験生は、合格とは程遠いところにいるといっていいでしょう。
小論文では感想文と違い、以下のような点が重視されます。
- 論理力
- 構成力
- 客観性
- 知識量
こうした力は、感想文では求められないため、感想文を書くノリで小論文を書いている人は、点数が伸びていきません。
こうした生徒は、SFC受験に向いてないどころか、小論文入試全般に向いていないといえます。
自分の力を過信せず、自分が「小論文受験対策」をはじめてやるのだという謙虚な姿勢を持っていないと、厳しい戦いになります。
特徴3:「受かりやすそうだから」という軽い動機の人
最後の「SFCに受かりにくい人」のタイプは、「受かりやすそうだから」という軽い動機で志望している受験生です。
先ほど、「SFC対策には時間をかけて取り組む必要がある」と書きましたが、SFCを「受かりやすそうな学部」だと高をくくっている人は、なかなか合格点を取ることができません。
その理由は、SFCの小論文には、SFC独自の評価基準があるからです。
これは、SFCに限った話ではありません。
それぞれの大学は、「取りたい受験生像」というものがあり、小論文では、それを「採点項目」に設定することで、単なるマークシート試験では測れない能力を見ているのです。
裏を返せば、SFCの小論文を受ける受験生は、「どういう小論文がSFCで求められるか」を知っておく必要があります。
例年、私が教える生徒たちにも、SFCでは「どういう答案が点数が高く」て、「どういう答案が点数が低くなるか」の論理的な説明をします。
そうした「大学が求める小論文」がどのようなものかを知り、対策すると、一気に小論文で書くことがまとまりやすくなり、点数が高くなっていくのです。
ですので、そうした対策にまで踏み込まない、「受かりやすそうだから」という軽い動機で志望している受験生は、なかなか難しい現実が待っているといえるでしょう。



これはSFCに限らず、どの大学受験にも当てはまることですね
【簡易比較】一般選抜とAO入試、受かりやすいのはどっち
ここまでは、「SFCの一般受験」について、いろいろな角度から書いてきました。
そこで、この章では、「AO入試」との比較もしておきましょう。
下の表を見てください。
| 一般選抜 | AO入試 | |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 | 実績や活動履歴が必要 |
| チャンス | 2月の一発勝負 | 夏AO、秋AOで複数回 |
| 対策項目 | 英数情のいずれか+小論文 | 志望理由書、面接、小論文など |
| 向いている受験生 | ゼロから学力で勝負したい人 | 高校時代の実績を活かしたい人 |
これらは、「一般受験」と「AO入試」を比較したものです。
これを見て、どちらが自分に向いていると思いますか?
もちろんこれは「入りやすさ」に関するものではなく、それぞれの受験生がどちらにあっているかを判断するためのものです。
さらにいうと、「一般入試」「AO入試」のどちらかではなく、「どちらも」という選択肢もありえます。
まず「AO入試」を受け、だめなら「一般入試」という選択を視野に入れることも可能です。
「AO入試」を軸にして受験を考えている受験生なら、「AO」を軸をしつつ「一般受験」を後に控えさせるというのは、戦略的な戦い方でもあります。
総合政策と環境情報、受かりやすいのはどっち


ここまで読んでくれた人のなかには、「SFCと一括りにしているけど、「総合政策学部」と「環境情報学部」の間に違いはないの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
もちろん、総合政策学部と環境情報学部の「受かりやすさ」にも違いはあります。
小論文の問題がそもそも違うので、そこに「受かりやすさ」や「向き不向き」が生まれます。
簡単に要点をまとめるます。
- 小論文の「出題傾向」が違う
(総合政策は「社会科学」寄り、環境情報は「テクノロジーやデザイン」寄り) - 「倍率」や「浪人生の割合」が違う
(年度によるが倍率はおおよそ同程度。浪人生は環境情報学部のほうが多い) - 「求める学生像」が違う
(総合政策は「問題発見型」、環境情報は「問題解決型」)
ここは重要なポイントでもありますので、詳しくは別記事で解説予定にしています。
合否を分ける本当のカギは「小論文」である
ここまで読んでくださった方は、もうお気づきかもしれませんが、「SFCの合否のカギを握っているのは小論文」です。
SFCの小論文対策をしっかりやれているかどうかが、「春に慶應生になれるかどうか」を決めていると言っても過言ではないのです。
要点1:なぜ小論文で差がつくのか?
では、なぜ小論文は合否のカギを握るのか?
その最大の理由は、「小論文の配点が高いにもかかわらず、小論文対策に時間を使わない受験生がとても多いから」です。
前にも書いたように、SFC受験では、「英語/数学/情報」と「小論文」の配点が同じなのです。
これは、言い換えれば、「英語」や「数学」で他の受験生に20点の差をつけるのと、「小論文」で20点の差をつけるのが同じ意味を持つということです。
皆さん、他の受験生に「英語」や「数学」で20点の差をつける自信はありますか?



私はまったくありません
皆が勉強している「英語」や「数学」で差をつけることは並大抵のことではありません。
しかし、「小論文」で20点の差をつけることはそこまで難しくありません。
なぜなら、他の受験生は「本気で小論文対策をしていない」からです。


これは、「小論文」と「他科目」の勉強時間を示したものです。
「小論文」と「英語/数学」が同じ配点であるのに、ほとんどの受験生は「小論文」を受験直前にしか勉強していないのです。
ここに大きなチャンスがあります。
逆をいえば、小論文対策に時間を割くことができた人は、他の受験生に大きくリードすることができるということです。



「受験は自分との戦い」です。でも、同時に「他人との戦い」も、戦略として、考える必要があります。
「英語」や「数学」で他の受験生に大きく勝てる人はよいですが、そうではない人は、戦略として「小論文」で勝つことが必要になります。
2科目受験のSFCの場合、「小論文を制したものがよい結果を手にする」といえるのです。
要点2:なぜ小論文は独学できないのか?
加えて、SFC受験受験において「小論文」がカギを握っている理由に、小論文という科目の特異さが挙げられます。
皆さんは、学校で「小論文」という科目を習いましたか?
ほとんどの人が習っていないと思います。
それはつまり、ほとんどの受験生は、「小論文の勉強の仕方」も「小論文の採点のされ方」も知らないということです。
これは、言い換えれば、小論文は「独学」で勉強できないということを示しています。
「英語」や「数学」なら「解答」があるので、独学することもできます。
しかし、小論文は、必ず、書いたものを小論文がわかっている人に採点してもらう必要があるのです。
なぜかというと、小論文には、「解答」がないからです。
確かに参考書を見れば、小論文の知識はつくでしょう。
しかし、独学で、自分が書いた小論文がいい答案か、高い点数がつくかどうかは、どうやって判断するのでしょうか?
私がこれまで教えてきたSFC受験生のなかにも、ずっと家で独学していたために、「いい小論文が書けていないにもかかわらず、自分では書けていると思いこんでいる生徒」をよく目にします。



「あなたの小論文は、SFC基準では合格点に達していないんだよ」ということをわからせるまでに、とても時間がかかります。
自分が「できているかどうか」の客観的な判断ができないのに、合格することは不可能です。
確かに、インターネットの中には、「独学でSFCに合格した」という人もいますし、それは事実でしょう。
しかし、それは、運が良かったということにすぎません。
たまたま、その年の問題との相性がよく、他の受験生がうまく書けなかった年だったということであって、他の受験生も同じようにできるということではありません。



小論文を独学することは「けっこう危険だ」ということは言っておきたいです
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SFC小論文を最短で攻略するなら『湘南藤沢小論文アカデミー』


ここまで読んできてくれた人は、SFC受験にとって「小論文」がどれほど大切かわかったかと思います。
「小論文がSFC受験のカギを握って」おり、「小論文が独学できない」となると、問題は、「誰に小論文を教えてもらうか」になります。
小論文を教えてくれる人は学校や塾にもいるかもしれまんが、SFCは結構特殊な対策が必要なので、私がオンライで教えている小論文指導についても、紹介をしたいと思います。
「SFC受験を考えてる」と現時点で思っている人は、役に立つと思うので、是非、この先も読んでみてください。



私が運営している塾の話です
【1】完全オンラインだから全国どこからでも受講できる
私が運営しているオンライン小論文塾「湘南藤沢小論文アカデミー」は、完全オンラインの小論文専門塾です。
SFCに特会した小論文の添削や、ビデオでの指導、受験に関するアドバイスや過去問分析など、すべてがオンラインで完結します。
オンラインのメリットはなんといっても、「スキマ時間に効率的に勉強できる」という点です。
「小論文」対策がいかにSFC受験にとって大事だと言っても、受験生はSFCだけを受験するわけではありません。
複数の志望校の受験対策を同時に進めていくためには、何科目もの勉強が必要です。
そうした、忙しい勉強の中で効率よく「小論文」を勉強していくためには、オンライン学習が最適だと考えます。



通学時間に講義動画などを見て、効率的に対策しよう
塾長である私がSFC小論文に特化したプログラムを作っています。
それに沿って「スキマ時間」に勉強していけば、効率的に小論文の実力を伸ばすことができるようになっています。
特に、小論文対策を行ってくれる予備校や塾が少ない「地方在住の受験生」には利用してほしいという思いがあります。
地方格差が言われる中で、地理的な要因で志望校を諦めることがないよう、世界中のどこに住んでいる受験生にも、首都圏の受験生と同じクオリティの指導を提供しています。
教室運営費や移動費を徹底的に抑えることで、オンライによる、「低価格」と「高クオリティ」の指導を提供することに成功しています。
【2】SFC両学部に現役合格した塾長が直接監修するカリキュラム
湘南藤沢小論文アカデミーのカリキュラムは、幅広い受験生がSFC入試に対応できる「小論文力」をつけられるように作成しています。
このカリキュラムは、これまで20年以上SFC受験を指導してきた経験と、私が、一受験生として、総合政策学部・環境情報学部の両方に現役合格した経験から作成したものです。
SFCの小論文は非常に特殊な試験で、一般的な小論文対策では太刀打ちできません。
そこで、「SFC小論文」に特化した、効果的で、体系的なカリキュラムを取り揃えています。



小論文書いたことない人も一から学べます
たとえば、SFCは幅広いテーマから出題されるため、「去年の過去問は書けたけど、今年の過去問は何も思いつかなかった」という受験生が多数います。
しかし、「湘南藤沢小論文アカデミー」では、そうした各テーマごとに事前対応するだけではありません。
テーマ学習だけでなく、SFCが根底に持っている理念や思想、またここ15年の問題傾向から、どんな問題にも対応できる小論文の総合的な書き方を指導しています。
こうした「SFCの基本理念」や「傾向」を理解できれば、本番の試験でどんなトリッキーな問題が出されたとしても、合格レベルの答案を書ける「小論文力」を身につけることができるのです。
こうした専門的で実践的な指導は、大人数の受験をサポートしている「大手の予備校」にはできませんし、オンライン上の「添削サービス」でも、このレベルの指導は提供できないと自負しています。
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【3】プロによる一人一人にあったパーソナル指導
湘南藤沢小論文アカデミーの特徴の一つは、一人一人の書き方に合った指導です。
小論文には、「解答」はありませんが、「模範解答」はあります。
「一般的な小論文添削」では、受験生が書いた小論文に見られる「誤字脱字」や「表現のミス」などを指摘した上で、「模範解答」を読むように言われます。
しかし、それでは、次に同じ問題が出題されても、より良い答案は書くことができません。



添削を受けても、実力が上がらなければ意味がないですよね
そこで、湘南藤沢小論文アカデミーでは、一人一人の書き方に応じた添削、アドバイスをしています。
1000字以上の文章を書かせるSFCの小論文では、どうしても受験生の癖や考えの偏りが出てしまいます。
しかし、すでにある「考えの癖」や「考えの偏り」を直して「模範解答」に近づけようとしても、なかなか思うようにはいきません。
湘南藤沢小論文アカデミーでは、塾長が「パーソナルコーチ」として、すでにある書き方の癖をベースにして、合格点に届く書き方を、指導しています。
たとえば、「ITに詳しい子」には、その知識を活かすようなアドバイスをし、「理詰めで書くのが好きな子」には、それをベースにした書き方を指導してきたことで、彼らは、見事「合格」を掴んできました。
塾長による、「一人一人の書き方にあった指導」を受けることで、それまで、「なんとなく書けてる」「どう直したらいいかわからない」といった漠然とした考えを根拠のある考えにしていくことができます。



指導を受けることで、合格に向かっている実感が湧きます
目的に合わせて選べる3つのコース
そうした「SFC特化型の小論文サービス」を行っている湘南藤沢小論文アカデミーは、多様な受験生に対応しています。
「SFC受験生」と一口に言っても、「SFCが第一志望の人」、「すべり止めの人」、「なんとなく志望校に入れている人」、「AO入試と併願で考えている人」など様々です。
そうした様々なタイプの受験生に対応するため、湘南藤沢小論文アカデミーでは、3つのプランを用意しています。
- ミニマムコース:小論文添削を中心としたコース
- スタンダードコース:小論文添削とオンライン指導を合わせたコース
- パーフェクトコース:塾長をパーソナルコーチとして伴走させるフルパックコース
これらはそれぞれの受験生の目的や忙しさに合わせたプランですので、自分に最もマッチするものを考えていただければと思います。
詳しいコースについては、こちらのページをご覧ください。
どのプランであっても、湘南藤沢小論文アカデミーは、受験生のSFC合格を本気でサポートしていきますので、まずはお気軽に「無料相談」をご利用ください。
オンラインでの「無料相談」に進んでもらえれば、塾長である私と直接話しができますので、そこでSFCへの道筋も見えてきます。



話すことで、自分自身の気持ちにも気づくことができますよ
慶應SFCに関するよくある質問
【まとめ】慶應SFCは「正しく準備した受験生」にとってのみ「穴場」である


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
では、この記事で書いてきた内容を振り返りたいと思います。
この記事の重要ポイント:
・SFCが受かりやすいというのは「半分本当・半分ウソ」
・SFCが受かりやすいと言われるのは「2科目受験」だから
・SFC入試のレベルは「日本最難関」
・SFCに向いているのは「書くのが困難ではなく、社会に関心がある人」
・SFCに向いていないのは「訂正されるのを恐れる人」
・SFCの合否を握るのは「小論文の出来」
・小論文は「独学」では勉強できない
こうしてまとめると、SFCを受験すべきかどうかがなんとなく見えてきたのではないでしょうか。
これはSFCに限ったことではありませんが、行きたい大学に受かるためには、「早くから決意し、限られた時間を、戦略的に使っていく」ことが大切です。
つまり、大事なのことは、あなたの決意なのです。
「あなたの決意」からすべてが始まるといっても過言ではありません。
まずは、心の中で「私は〇〇大学に行きたい」と言ってみてください。
自分が本当に思っている気持ちに気づけるかもしれません。



言葉にすることで、物事は動き出します
ただ、そうは言っても、迷ってしまう人は多くいると思います。
自分の進路はそんなにすぐに決定できないものですよね。
そんな時は、「実物に触れたり」、「人に自分の気持ちをぶつけてみる」ことが大切です。
大学のキャンパスに行ったり、先輩の話を聞いたりするのも一つでしょう。
もしくは、小論文対策している塾に連絡して、自分の不安や思いを話して見ることも一つでしょう。
大切なのは、自分の思いを正直に話してみることです。
そうすれば、人はいろいろなことを教えてくれます。



大人の中にはあなたの思いを否定する人もいるかもしれませんが、そんな言葉に潰されないようにしましょう。
勇気ある一歩は、今の自分を、そして、未来の自分を変えてくれます。
勇気を出して、まずは、一歩目を踏み出してみましょう。
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